先日、郊外の閑静なマンションの7階のお宅へ伺った時のこと。
エレベーターを待っていると後ろから7~8歳くらいの女の子がやってきて
エレベーターに一緒に乗り込みました。
その子は手にスマホ?ゲーム?を持っていてずっと手元を見ながらエレベーターの奥へ。
私は目的の7階ボタンを押したけど、その子はアクションがないので「何階?」と聞くと、
手元を見たまま「8階っ」。
そっけない返答・・・と感じつつ「はーい」と8階ボタンを押すも、心の中で
「あら、お嬢様なのね」と悪態をつきつつ、まあいっか、でした。
7階に着いてエレベーターから降りる時、その子が顔を上げて
「さようなら」と。
私もかろうじて「さようなら」と言えたけど、
なんだかなあ、の気持ちが一気に流れ去りました。
この一言ってあいさつも兼ねてるけど
ありがとうの気持ちも入っていたようにも感じられました。
終わりよければすべて良し、と言うけれど、
ちょっとした一言、あいさつ、って大事だなあ・・・、
面倒くさがらずに言葉にしないとなあ・・・、
と幼い女の子に教えられた出来事でした。