かいご通信 2021年2月下旬号「意外と知らない介護の資格」
ガイドヘルパー(移動介護従事者)
全身性障害を持つ方、視覚障害を持つ方、知的障害を持つ方など一人で外出するのが困難な方について必要なサポートや介助を行う人のことです。通称ガイドヘルパーとも呼ばれています。
公的機関に行くような場合だけでなく、買い物や映画鑑賞などの余暇活動や趣味の外出でも介助を行います。
【活躍の場】
介護施設や介護サービス会社や病院、障害者施設など、資格を活用できる場はとても幅広いです。
都道府県や政令指定都市が指定する「ガイドヘルパー養成研修」を修了することで、資格を取得することができます。それぞれ3日程の受講で試験はありません。
介護食士
介護食士は、内閣総理大臣認定の全国調理職業訓練協会が、介護に携わる人たちの調理技術を向上させる目的で設けた認定資格です。
介護施設やグループホームでの食事の提供などのシーンで役立ちます。
また、ケアプランを考えるケアマネジャーと介護食士が組めば、食事内容も考慮したケアプランを考案することができます。在宅介護においても、バランスの良い食事を考えるうえで助けになることでしょう。