かいご通信 2022年5月下旬号

『介護職は
「敬語」と「タメ口」どちらの言葉遣いをするべき?!』

年長者に対しては敬語を使うのが一般的ですが、

介護現場では敬語とため口の両方が使われていることが

少なくありません。

たとえば、

“利用者さんとため口で話し家族と過ごしているような

空間を作り、家に居るようなアットホームさを特徴と

してる施設”

反対に、“利用者さんに対して敬語で話すことを統一し、

利用者さんをお客様のように扱うことを特徴とする施設”

また、″そのような決まりをとくに設けず、

利用者と担当スタッフとの関係性などによって、

それぞれため口であったり敬語であったりする施設”

もあります。


介護現場でど言葉遣いの違いで、

メリットやデメリットはある?


利用者さんとの正しいコミュニケーション

※ 利用者さんとのコミュニケーションで大切なことは
  ◇信頼関係を築くこと
  
◇利用者が望んでいるコミュニケーション方法を選ぶ

ということです。
敬語もため口もそれぞれにメリット、デメリットがあります。
利用者さんとの関係性を構築して、どのようなコミュニケーションを

望んでいるか、を考えます。

そして、最も重要なことは利用者さんを思いやる気持ち
それがなければ、丁寧な敬語を使っても素っ気なさが利用者さんや

家族に伝わり、信頼は得にくいでしょう。
思いやりの気持ちがあれば、おのずと丁寧な言葉になり、

行動にもその気持ちは表れるものです。

介護で大切なことは、言葉の前に

利用者さんに対して「思いやる気持ち」を持つこと。

思いやりを持った行動や言葉は、良好な関係を

築く一歩となることを念頭において日々従事です。