かいご通信 2021年7月下旬号『在宅介護を考えるとき・・・①』
お身内の介護が必要になったとき、施設を
利用するか「在宅介護」をするかで悩まれる
と思います。在宅介護を始める際に重要な
【5つの準備】について、ひとつずつご紹介して
いきます。
ポイント1.介護の「協力者」をつくる
「在宅介護」をする上で特に大切なのは、
協力者の有無です。
介護を1人で行うことは、精神的・身体的に
体力が必要となります。
複数人で時間や役割を分担する等、事前に
取り決めておきましょう。
また、在宅介護をサポートしてくれる機関に
協力を依頼しましょう。
信頼できる「主治医・訪問看護師・ケアマネー
ジャー・ホームヘルパー」がいることで、介護する側の
心に余裕ができます。
実は介護の最中に、ご自分の精神的疲労が
ピークに達し「優しくできなくなってしまった」
ということが起こりやすく、「介護する側・
される側」の両方に辛く悲しい結果になる
ことを防ぐためにも、介護を複数人で協力
しながら行うことが大切になります。
次回、ポイント・2 「介護保険の利用申請を]へ続く